ユーコミュのマンガ学習

漫画を新たな視点から読み解き、学びを得ます。

「ホリミヤ」から学ぶ“周りを気にしない強さ”

こんばんは、ユーコミュです。

 

今回は今期アニメ化されたスクウェア・エニックス発行のGファンタジーミックス。

荻原ダイスケ先生作画、HERO先生作画の「ホリミヤ」から“同調を気にしない強さ”を学びます。

                

今ならアニメ記念1~3巻のバリューパックが好評発売中です!

この機会に是非お取りください(*^^*)

 

                                        

あらすじ(公式より引用)

                                        

一見派手だけど、実は地味で家庭的な女子高生・堀さんと、学校では根暗地味メガネだけど、実はピアスだらけの美形男子・宮村くん。

真逆のようで似ているような、二人が偶然出会ったら・・・!?

甘くて胸がキュッとなる、超微炭酸系スクールライフ。

 

                                        

堀さんの唯我独尊に救われる宮村くん

                                        

※ネタバレを含みます

この物語はひょんな出会いから始まります。

普段同じクラスで関わりのない堀さんと宮村くんですが、堀さんの弟,創太くんのアクシデントで思わぬ形の出会いをします。

 

学校での印象が180度変わる2人ですが、堀さんはその出会いで印象の変わった宮村くんにも話しかけに行きます。

宮村くんの印象が自分の中では変化しても、本人は隠しているため周囲の人からは「不思議な組み合わせ」「釣り合わない」と言われます。

 

宮村くん自身も自己肯定感が低下しているため、自分でも口にしてしまいます

堀さんは本人が言ってしまう事にひどく傷つき、「私の株を気にするのよ、勝手に決めて納得しないで!」と言い放ちます。

 

彼の自己肯定感が低下している理由については本編で明らかになります。

 

また、宮村くんが逆に堀さんを助けるシーンも複数出てきますのでお見逃しなく!

 

                                        

同調

                                        

アメリカで活躍したポーランド出身の社会心理学ソロモン・アッシュは集団内で自分の意見を貫くことがどれほど困難かについて、“同調”という現象を実証しました。

 

ホリミヤ」では、まさに周囲が思っている事をそのまま受け入れてしまい否定をしようとしない宮村くんです。

自己肯定感が低い事で“思い込み”もありますが、間違った事をそのまま信じてしまう“同調”もあるのでは?と私は思います。

 

この“同調”は範囲と拘束力を増すと“集団圧力”と呼ばれる恐ろしいものになります。

代表的な例は、ナチスドイツのユダヤ人迫害でしょう。

個人が集団圧力に屈していく斉一性の原理を生涯研究テーマとしたアッシュは、同調行動は自分を集団から守るための自己防衛行動と考え、そのため集団圧力になった後では対抗が非常に難しいと唱えています。

 

           引用:図解心理学用語大全 誠文堂新光社

                  

                                                

まとめ

                                                

日本人は教育上“協調性”を強く求めるため、“同調”が発生しやすいとされます。

ヒロインの堀さんはその点同調を無視し、自分の見聞きしたものを信じ生活していきます。

 

実際に“同調”の中でも意見を唱えていると、どちらでもよい派の人々がこちらの意見に“同調”をする可能性もおおいにあります。

 

一度は主張し続けてみることも重要かもしれません。

 

 

今回はここまでです。

次回お会いしましょう。

 

 

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